【実車ガイド】
東武1700型は昭和31年から昭和32年にかけて12両が製造された特急型車両です。当初は2両編成、貫通型前面を持つ外観を持ち、旧世代の特急型である5700系と共に浅草-日光・鬼怒川温泉への特急として活躍しました。昭和46~47年、1720型と同様の車体を新造し、そこに1700型の制御装置・補助機器・台車などを移し替える形で1700型DRC×2編成に生まれ変わりました。その後は1720型と共に「けごん」「きぬ」などの特急列車として活躍し、乗り心地の良い台車への換装などを受けながら、平成3年に引退しました。
最終編成である1781号編成は1720型の中でも特異な外観を持つ編成として知られ、スカートにスリットが開けられた他、運転室屋根上には客室からの冷気を運転室に引き込む為の風道が取り付けられましたが、この風道は後にクーラーに変更されました。
【商品概要】
●東武デラックスロマンスカー・DRCのバリエーションモデル
●ヘッドライト、テールライト、ヘッドマーク点灯
●フライホイール付動力ユニット搭載
●1720型DRC晩年の姿
●側面ナンバーはマルーンの一段標記
●先頭車床下にATC車上子を取付